今年は、6月5日から7日にかけて、豆まきをしました。
下の去年の記事では、大変手間なことをして蒔いてますが、今年は、「ごんべえ」一発です。播種深度のガイドを、最深にしました。多分、4,5センチのところに蒔けていると思います。それで、鳥害は皆無でした。
ただ、「ごんべえ」だと、どうしても、たくさん落ちてしまうので(6月8日の記事の新型播種機の大豆用のベルトはまだ持っていないので)、ベルトの種の乗る穴を、一列テープでふさいで蒔きました。これで、15~20センチに一粒落ちるようになって、種も充分足りたし、間引かなくてもいいし、バンバンザイ、です。
なお、去年、摘心した大豆は、摘心しないものより、大粒だった感じです。粒数の比較まではわかりませんが。
2004年6月12日
今年は6月2日に、「こさ豆」と「田の黒豆」を蒔きました。どちらも、この辺の在来種です。畑がこさ(日陰)になるくらい、大きく繁るというところからの名前とか)
まず、管理機で、浅く溝を切ってから、種まき機(ゴンベ)を使って蒔いて、また両側から管理機で土を寄せて、最後に草かきでちょっと表面をならしておきました。
なんでこんな手間なことをするのかといえば、「トリ対策」なのです。深まきして、「土中緑化」すれば、鳩にやられない、という「現代農業」の記事を読んでから、ずっと5~8センチくらいの深さに蒔いて来ました。それまでは、テグスや網を使っていたのですが、するのも厄介、回収も厄介、ということで、深まき一発、です。今年はもっと楽に、とゴンベを使いました。
よく揃って発芽して、トリの被害もなし、と思っていたら、何ヶ所か引きちぎられていました。カラスのいたずらです。カラスよけに、CDを一枚ぶら下げて逃げ切りました。
多めに種が落ちてしまって、予定していた場所に蒔ききれなかったので、この日、間引いたものを新たなウネに40センチに2本ずつ植え直しました。
↑を見ると、ずい分下のほうから、発芽しているのがわかります。
7月11日
ほぼ1ヵ月後の、こさ豆です。この間、一度目はうね間の除草のため、二度目は双葉が埋まるくらいに、管理機で土寄せしています。もう11枚くらい本葉が展開しています。
これも、「現代農業」で昔読んだのですが、本葉4枚目が展開してすぐ芯を止める(摘心)すると、収量がよくなるとのことです。側枝も伸びてきたら、同じ高さで切るのがベターとか。刈り払い機でざあっと払ってしまうという猛者(?)の方の話もあった気がします。枝豆の栽培技術からの応用ということでした。
それ以来、余裕があれば(防虫網する枝豆については、もっと大変なので、ほとんどできない)、摘心をする努力をしてきたのですが、たいてい気がつくと適期を過ぎています。でも、やらないよりはいいかっと、今年もこんなに大きくなってから決行。
上の写真の赤丸をつけた、5枚目の本葉の上で、摘心。
娘と一緒にやりましたが、娘のお駄賃くらいは、収量がよくなるのだろうか、、、、(2004・7・19UP)