★11月の半ばは、珍しく平年より寒く、12月並みに気温が下がりました。その前に何とか掘り上げたサツマイモ、去年のような症状は出ていません。(実際にこの記事を投稿したのは、23日です。里芋貯蔵と防寒が終わって、山芋掘りに入っています)
2004年11月9日

10月18日の「キズだらけのサツマイモ」の項で書きましたが、日本いも類研究会のサイトから問い合わせたところ、すぐに、専門機関の「独立行政法人農業技術研究機構中央農業総合研究センター作物研究所 甘しょ育種研究室 」という所を紹介して下さいました。
そちらに、写真を添えて問い合わせたところ(返信用封筒も同封して)、左のような回答をいただきました。 夫は「これで、ただなの?」と驚いていましたが、とても詳しく親切に書いてくださっていました。
(原因1)サツマイモネコブセンチュウ~主たる原因は、日本イモ類研究会の方もおっしゃっていたように、これ、ということでした。施肥の問題というより、水と共に移動するセンチュウが、水のたまりやすい部分に集まってきて、被害が大きくなったのではないか。土壌消毒をするか、このセンチュウを減らす効果のある、落花生やクロタラリアとの輪作を行うとよい、とのことでした。
(原因2)コガネムシ~幼虫にかじられた跡も見られる。コガネムシは、未熟な堆肥などの臭いにつられてやってくるので、その点に注意するように、とのこと。
(原因3)立ち枯れ病菌~芋の目(ひげ根が出る部分)が、黒くなっているのは、この菌による潰瘍症状の可能性があるとのこと。この菌は、高温、高pHを好むので、今年は多く繁殖したのではないか。サツマイモは、どちらかといえば酸性の土壌を好むので、石灰などの使用はやめたほうがいいとのことでした。
うすうす気が付いていることと、始めて聞くこと、色々でしたが、大変有益でした。思い切って問い合わせてみるものです。来年は、別の畑にサツマを持っていこうと思っています。
2004年11月9日
10月18日の「キズだらけのサツマイモ」の項で書きましたが、日本いも類研究会のサイトから問い合わせたところ、すぐに、専門機関の「独立行政法人農業技術研究機構中央農業総合研究センター作物研究所 甘しょ育種研究室 」という所を紹介して下さいました。
そちらに、写真を添えて問い合わせたところ(返信用封筒も同封して)、左のような回答をいただきました。 夫は「これで、ただなの?」と驚いていましたが、とても詳しく親切に書いてくださっていました。
(原因1)サツマイモネコブセンチュウ~主たる原因は、日本イモ類研究会の方もおっしゃっていたように、これ、ということでした。施肥の問題というより、水と共に移動するセンチュウが、水のたまりやすい部分に集まってきて、被害が大きくなったのではないか。土壌消毒をするか、このセンチュウを減らす効果のある、落花生やクロタラリアとの輪作を行うとよい、とのことでした。
(原因2)コガネムシ~幼虫にかじられた跡も見られる。コガネムシは、未熟な堆肥などの臭いにつられてやってくるので、その点に注意するように、とのこと。
(原因3)立ち枯れ病菌~芋の目(ひげ根が出る部分)が、黒くなっているのは、この菌による潰瘍症状の可能性があるとのこと。この菌は、高温、高pHを好むので、今年は多く繁殖したのではないか。サツマイモは、どちらかといえば酸性の土壌を好むので、石灰などの使用はやめたほうがいいとのことでした。
うすうす気が付いていることと、始めて聞くこと、色々でしたが、大変有益でした。思い切って問い合わせてみるものです。来年は、別の畑にサツマを持っていこうと思っています。