6月26日の茨城県での鳥インフルエンザ(今年はH5N2亜型のA型のみ発生。高病原性弱毒タイプという。昨年の発生はH5N1亜型で、アジアで人間の死者がでたタイプだった)の発生以降、断片的に耳にしていた発生の事例が、農林水産省:報道発表資料で、順に追っていくことができます。
どうして、一貫してきっちり追跡した記事が、マスコミで出てこないのか、不思議なのですが。
まだ渦中にあるということなのでしょうか。
以下、自分のための覚え書として列挙してみますが、一つの分水嶺となるのが、8月22日の茨城県石岡市の「つくばファーム」での、ウィルスの発見だと思います。
ここは、111万羽をウィンドレス12鶏舎で飼う、という、これまでにない規模の養鶏場です。それを受けて発表された農水省の対応については、以下の資料があります。
高病原性鳥インフルエンザ対策本部決定事項
ここで、はっきりと、抗体陽性の鶏の発生にともなう処置の仕方を、ウィンドレス鶏舎か解放鶏舎かで、違うものとする、という方針を打ち出したのです。
○解放鶏舎においては、弱毒性の鳥インフルエンザの抗体陽性(かつて罹ったと思われるが、すでに完治している)の鶏が発見されたら、その養鶏場全体の鶏を「擬似患畜」として、とう汰(殺処分)する。
○ウィンドレス鶏舎ならば、発生した鶏舎のみの鶏を、とう汰する。
なお、「<鳥インフルエンザ>欧州で感染拡大警戒 WHOも対策強化」というニュースが、下記アドレスより読めます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050829-00000013-mai-int
どうして、一貫してきっちり追跡した記事が、マスコミで出てこないのか、不思議なのですが。
まだ渦中にあるということなのでしょうか。
以下、自分のための覚え書として列挙してみますが、一つの分水嶺となるのが、8月22日の茨城県石岡市の「つくばファーム」での、ウィルスの発見だと思います。
ここは、111万羽をウィンドレス12鶏舎で飼う、という、これまでにない規模の養鶏場です。それを受けて発表された農水省の対応については、以下の資料があります。
高病原性鳥インフルエンザ対策本部決定事項
ここで、はっきりと、抗体陽性の鶏の発生にともなう処置の仕方を、ウィンドレス鶏舎か解放鶏舎かで、違うものとする、という方針を打ち出したのです。
○解放鶏舎においては、弱毒性の鳥インフルエンザの抗体陽性(かつて罹ったと思われるが、すでに完治している)の鶏が発見されたら、その養鶏場全体の鶏を「擬似患畜」として、とう汰(殺処分)する。
○ウィンドレス鶏舎ならば、発生した鶏舎のみの鶏を、とう汰する。
なお、「<鳥インフルエンザ>欧州で感染拡大警戒 WHOも対策強化」というニュースが、下記アドレスより読めます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050829-00000013-mai-int
6月25日 茨城県水海道市 2.5万羽 ウィルス発見 全羽とう汰
7月1日 上記発生農場の周辺の抗体陽性が確認された5農場のうち、1農場からウィルス発見
7月8日 高病原性鳥インフルエンザに関する全国一斉サーベイランスの実施~福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県では、採卵鶏飼養農場(飼養羽数1,000羽以上の農場に限る。以下同じ。)の6割以上。その他の都道府県では、採卵鶏飼養農場の3割以上。
7月9日 茨城県坂東市 8000羽 (=上記の移動制限区域内の12農場のうちの1農場の1鶏舎) A型インフルエンザウイルスの抗体陽性があり、検査の結果、ウィルス確認 全飼養鶏を殺処分。
7月25日 茨城県水海道市 3.5万羽 抗体陽性 疑似患畜として取り扱う。(全羽とう汰ということ)
7月26日 茨城県茨城町 10万羽 抗体陽性 全羽とう汰
8月16日 埼玉県鴻巣市 「イセファーム堤向農場」 9.8万羽 抗体陽性 全羽とう汰~7月からの全国一斉サーベイランスの「成果」で、発見された。
8月21日 上記農場の導入元の農場の検査から、茨城県石岡市「つくばファーム」(約111万羽:ウインドレス12鶏舎)と水戸市「イセファーム(約16万2千羽:開放9鶏舎)と、東茨城郡美野里町採卵鶏飼養農場(約80万羽:ウインドレス9鶏舎)で、抗体陽性。
石岡市の「つくばファーム」からは、ウィルス確認。
このうち、ウィンドレス鶏舎の「つくばファーム」では、陽性抗体とウィルスの確認された鶏舎のみ、とう汰。
「イセファーム」は、解放鶏舎なので、養鶏場全体の全羽とう汰。
美野里町は、ウィンドレスのため、抗体の発見された鶏舎のみとう汰。
8月25日 茨城県東茨城郡小川町 30万羽 ウィンドレス5鶏舎 で、抗体陽性
8月27日 同じく小川町 9万羽 解放13鶏舎 抗体陽性 全羽とう汰。
7月1日 上記発生農場の周辺の抗体陽性が確認された5農場のうち、1農場からウィルス発見
7月8日 高病原性鳥インフルエンザに関する全国一斉サーベイランスの実施~福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県では、採卵鶏飼養農場(飼養羽数1,000羽以上の農場に限る。以下同じ。)の6割以上。その他の都道府県では、採卵鶏飼養農場の3割以上。
7月9日 茨城県坂東市 8000羽 (=上記の移動制限区域内の12農場のうちの1農場の1鶏舎) A型インフルエンザウイルスの抗体陽性があり、検査の結果、ウィルス確認 全飼養鶏を殺処分。
7月25日 茨城県水海道市 3.5万羽 抗体陽性 疑似患畜として取り扱う。(全羽とう汰ということ)
7月26日 茨城県茨城町 10万羽 抗体陽性 全羽とう汰
8月16日 埼玉県鴻巣市 「イセファーム堤向農場」 9.8万羽 抗体陽性 全羽とう汰~7月からの全国一斉サーベイランスの「成果」で、発見された。
8月21日 上記農場の導入元の農場の検査から、茨城県石岡市「つくばファーム」(約111万羽:ウインドレス12鶏舎)と水戸市「イセファーム(約16万2千羽:開放9鶏舎)と、東茨城郡美野里町採卵鶏飼養農場(約80万羽:ウインドレス9鶏舎)で、抗体陽性。
石岡市の「つくばファーム」からは、ウィルス確認。
このうち、ウィンドレス鶏舎の「つくばファーム」では、陽性抗体とウィルスの確認された鶏舎のみ、とう汰。
「イセファーム」は、解放鶏舎なので、養鶏場全体の全羽とう汰。
美野里町は、ウィンドレスのため、抗体の発見された鶏舎のみとう汰。
8月25日 茨城県東茨城郡小川町 30万羽 ウィンドレス5鶏舎 で、抗体陽性
8月27日 同じく小川町 9万羽 解放13鶏舎 抗体陽性 全羽とう汰。