12月1週号の見出しは、
「落ち葉の音 / 年末年始のお知らせ / うちの小麦の「くろうどん」 」です。
今回、お客さま向けのたよりには、さし絵なしでしたので、去年の今ごろ、娘が描いた「杉の木」の絵を上に載せました。季節感がない画題のようですが、ほかに描くものが(少)ない季節、という意味での季節感は充分かと。
「くろうどん」は、栃木の黒澤製麺所さんに委託して、つい先日届きました。
長野のあさひや農場さんにちょっとお尋ねして、夏からずっとお願いしたかった「くろうどん」。今回は、60キロ1俵分の玄麦を送って、250g入りが180束ほどできました。うまいです。手打ちに近い、味わいです。
黒澤製麺所さんのことは、JAS有機の認証機関「有機農業推進協会」関連で、栃木の「ウィンドファミリー農場」の卒業生が、古い製粉や製麺の機械を購入して、製麺所をはじめたということを聞いたことがありました。ウィンドファミリーの上田さんを、協会の総会でお見かけしたことがある夫は、「やさしそうな、感じのいい人だった」と。
ウィンドファミリーさんのことを、検索したら、鶏800羽、豚100頭を飼う畜産が主体の農家さんであることがわかりました。同じ栃木の帰農志塾さんと、仲がいいとか。
上田さんが「やさしい」なら、帰農志塾の戸松さんが「こわもて」で、茨城の魚住さんは「やんちゃ」なのかな、と、勝手にイメージがふくらんでしまいますが・・・
さて、ウィンドファミリーさんについて、以下の記事が見つかりました。
ウィンドウファミリー農場の放し飼い鶏卵
去年の記事ですが、偶然、鳥インフルエンザにからんだ話が出てきて、これも偶然、松田のマヨネーズの話も出てきました。
「出荷先だった栃木県のある生協から、鳥インフルエンザ対策として、たまごを合成洗剤で洗卵し、次亜塩素酸ソーダで消毒するというガイドラインが出来たので、これに従うようにとの指示があり、ウィンドファミリー農場がその指示に従わなかったところ、取引を突然、一方的に打ち切られた」そうで、その余った卵を、松田さんがマヨネーズ用に引き取った、という話でした。
こういう、「対策」が、現在どうなっているのか、知りたいところです。