★隣の熊谷市にある気象台によれば、「熊谷は、日本で一番の暑さ? 昨年(2004年)は、日本で一番暑かった日が19回。35度以上の日数が28日で、日本一」とのことです。今年も負けずに暑いです。
下記のコメントは、ブログには不適な長文ですが、同じく長文の8月31日の「無農薬野菜に思う」(未投稿)と合わせて読んでいただけるとうれしいです。
2004年8月1日
払っても払っても、払いきれない、今年の暑さではありますが、この日は、うちの鶏小屋もある「鷹巣くぬぎの森広場」(おととしのここでのイベントの話は「たより」
2002年12月2週号、里山の道については「たより」
2003年6月1週号の中で、紹介しています)に、暑気払いと称して30名ほどが集まりました。
「よりい輪組」(去年の結成については、「たより」
2003年8月3週号で)として、自然食品店に共同出荷をしている仲間たちと、東京の「輪屋」さんの御一行です。
↑は、広場の主の吉田さんが、絶妙の尺八を吹いているところ。3年前から植え始めたブルーベリーが、今では1200本を越え、今年から本格的に出荷しています。無農薬で、丹精こめて作っておられますが、今年は日照りで収量が今ひとつ。でも、地元の直売所と並んで、「輪組」のルートでも出荷しているので、この日の設定では色々お世話になりました。
自作の素敵な露天風呂で、わざわざ都幾川村で汲んできた「温泉」を沸かしてくださったので、かわりばんこに入らせていただきました。「ちいろば農園」の金さんは、1時間も戻ってこなかった・・・・
それぞれ自慢の野菜や手料理を持ち寄っての、楽しい集いでしたが、「輪屋」さんからは、今後の出荷や野菜の品質などについて厳しい指摘や要望も出されて、作り手としては宿題を渡されたようなところがありました。
うちがお付き合いを始めて、3年め。お店の状況も、世間も、変化しています。
「認証がなくても、無農薬野菜で売ります」と私たちを励ましてくれていた輪屋さんですが、今年6月、農水省が「「無農薬」等農薬・化学肥料に係る農産物の表示特別調査」(これについてのプレスリリースは
こちら)を開始したことで、「無農薬」の看板を下ろさざるを得ないことに。この件については、「たより」でも一度きちっと書きたいですが、「有機」に続いて「無農薬」という言葉も、正式には使うことを禁じられてしまった(「提携」など特殊な場合はのぞく)わけです。
「輪屋」さんのお客さんの大半は、「無農薬だから」ではなく、「新鮮でよい野菜だから」、購入していくんだ、ということは前々から聞いていました。それで、同じ商店街の八百屋がつぶれた(!)とか。もちろん、私たちは、「無農薬だから、こんな野菜」ではなく、「無農薬でも、これだけの野菜」と、胸を張って(大げさね)出荷しているわけですが、単に朝どりの「普通の」野菜として見られること、つまり、「無農薬だからこその工夫や苦労」を全く顧みられない売り場は、きついです。その辺のことをもう少しわかってもらう工夫をしていかなくては、と思いました。