2005年3月

これは、1月上旬蒔きつけの、春一番の人参(サカタの春蒔き金港五寸)のトンネルです。16日の記事「トンネルがいっぱい」にもありますが、日中の温度が15度を越える頃には、上のビニールトンネルの開閉管理が必要になります。黄色の矢印が、以前「ダンポール」という支柱で止めたあと。赤い矢印は、今年から使い出した「すれない君」です。
これは、1月上旬蒔きつけの、春一番の人参(サカタの春蒔き金港五寸)のトンネルです。16日の記事「トンネルがいっぱい」にもありますが、日中の温度が15度を越える頃には、上のビニールトンネルの開閉管理が必要になります。黄色の矢印が、以前「ダンポール」という支柱で止めたあと。赤い矢印は、今年から使い出した「すれない君」です。

隣町の「こいけや」さんで、見つけて購入。トンネル用というより、去年のトマトの雨除けハウスを引っ越して建てた「変則ハウス」の、腰のビニールを止めるためにです。
300mで3000円と高価。普通のマイカ線は、1000円以下で買えると思いますが、ポリ資材と同じ素材なので、摩擦でのスレが少ないということで試してみました。もちろん再利用するつもりです。
トンネルを止める際には、鉄グイ(一番下の写真で使っている)をトンネルの交互に刺していかなくてはならないし、回収も厄介なので、もう何年もマイカ線で止めるのは避けてきました。マイカ線では、強風の際に、ビニールが破れることもありましたし。
一番手軽なのが、ダンポールという樹脂系の支柱を使う方法です。トンネル自体に使う、鉄線の支柱より軽くて、価格も半額くらい。でも、次の写真のように、管理が悪いと紫外線でボロボロになって、ゴミの山。これらは、ハウス内で使うために、初期に購入して、ずうっと屋外に出しておいたら、5,6年でダメになってしまいました。いくつかに切って、不燃ごみに出そうと思って貯めています。

穴あきトンネルを、サンサンネットで押さえる、ということもよくやります。どうせ、先々防虫のためにネットが必要になるので。ネットを止めるのに使っているのが、「マルユーフック」。ネットの端をはさむので、傷めることがなく、しっかりと止めることができます。これは、「こいけや」さんには売っていません。

とにかく、この時期は、資材をいっぱい使います。防寒ばかりではなく、無農薬のためにも。10年以上にわたって少しずつ購入して、「財産」も増えましたが、潤沢にあるわけではなく、それでちょっと「ケチる」と、結局効果が上がらなかったりします。大雪とか強風とかにやられたりとか。マイカ線や支柱でも、きっちりこまめに止めれば、ビニールが切れたりすることはないと思います。
近くのK農園さんは、いつもきっちりやっていて、大風の中びくともしない穴あきトンネルとか、さすがです。